外国人留学生向け授業「ことわざかるた大会〜前編〜」

February 25, 2019

私が、外国人留学生に向けて「日本文化」の授業を受け持つようになって丸3年。

週に1度、70分×2コマの授業を持っています。

教える内容は着物のことだけではなく、地名、観光地、食べ物、最近のニュースなど色々。

 

出身の国は

ベトナム、ネパール、スリランカ、ミャンマー、フィリピン、バングラデシュ、ウズベキスタン、中国、モンゴル…

などなど。アジアの国からたくさんの学生を受け入れています。

年齢は18歳〜20代後半など幅広く、自国の大学を卒業した後、働いた後に留学する子もいます。

彼らは日本に来て最初の1年間は日本語学校に通い、その後で日本人と同じように専門学校で2年間学ぶという流れ。

 

私もなるべく簡単な日本語を話すようにしています。

 

さて、3年間たっても未だに試行錯誤していますが、

今後外国人留学生の数は増えていくでしょう。

日本文化なんてとてもマイナーな分野かも知れませんが

何か役に立てたらと思い、私が今まで行ってきた授業を少し紹介できたらと思います。

 

 

 

 

 

■ことわざかるた大会

 

アマゾンで購入した「ことわざかるた」は、3年前から毎年お正月に使っていたのですが、

今年は楽しみ方を変えました。

まず、「あ」行から「わ」行まで、3週に分けてことわざを勉強します。

 

①ことわざを調べる(15分)

クラスをA、B、Cの3チームに分け、

例えば「あ」から始まる「案ずるより産むが易し」なら、黒板に「あんずるよりも」だけ黒板に書いておき

後半の部分をスマホで調べさせて、わかった順番に黒板に書いてもらいます。チーム戦です。

 

②ことわざを使うシチュエーションを答えさせる。

日本のことわざとは言え、だいたい人間誰にでも通用するようなことが書いてあるものです。

なので、「案ずるより産むが易しとは、〇〇どんなときに使いますか?」「こんな経験はありますか?」など

自分の経験に基づいて答えてもらいます。

そうすると、スマホでウィキペディアで意味を調べたとしても自分で考えますし、日本語の習得にも繋がります。

答えられない場合には、分かる人が助け舟をだしてもいいので、自分で発言することを大切にしています。

 

③他のグループも順番に回答。

②で答えた人は、次のグループの答えてほしい人を指名します。

難しそうなことわざや、答えられなそうな生徒を使命したりするので、みんな答えようとします。

 

 

これを繰り返すだけですが、あっという間に1コマは過ぎていきます。

賛否両論あると思いますが、私はスマホの使用についてはうまく使ってもらえるように考えています。

まだまだ改良の余地があるのですが、

この「ことわざかるた」では、ことわざという日本文化、語学力の向上の2つを目的としています。

始めはある程度の大人を相手にゲーム感覚が過ぎるのでは、馬鹿にしているように捉えられたらどうしようかと

心配もありましたが、普段の授業よりもたくさん日本語を話しますし、コミュニケーションもとれるのでよかったです。

外国人でなくても、日本の小学生でも楽しくできると思いますのでぜひやってみてください。

次回は「ことわざかるた大会〜後編」をお届けします。

 

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