Kanako Shimazaki
5年後のわたしへ
2012年3月末 、当時通っていた、グロービスというビジネススクールの受講が終了しました。
メンバーは35名くらいいたそうなのですが、とても仲の良いクラスで、勉強も真面目にしていました。
そして最後の授業終了後のラスト懇親会の場で、5年後の私へのメッセージをタイムカプセルに詰めたのです。
何を書いたのかすっかり忘れていたので、どきどきして開けたのがこちら。

当時わたしは、リクルートで、大学・短大・専門学校向けに、学生募集広告を営業していました。
294万円のキャンセル懐かしいですね。最近そのときの担当者の方からたまたま電話かかってきて話していたところでした。
そう、いろいろありましたが、未だに連絡をとっている間柄です。
キャンセルといえど、あれはどうしようもなかったのです(先輩方には怒られるかもしれませんが)。
営業マンからしてみたら、まあ嫌な想い出なのかもしれませんが、あの時を機に乗り越えられたものもありました。
実は、担当者さんはこのキャンセルの時のいろいろで、部署変更に。
その後、この方は起業しました。
どんな言葉だったか忘れてしまいましたが、私と仕事したことで何か火がついたようです。
もう50近い方で、新潟で。そこで仕事を始めるという選択は、とても珍しく周りからの反感もあったことでしょう。
大学という職場にいたのですが、学生を前に「夢の語れない大人になりたくない」という言葉を口にしていたのは忘れません。
わたしもそう思います。夢を語れない大人にはなりたくない。
でもそれっていつの間にか、心のどこかで封じ込めたりしてしまうときもあって。
それを悪いことだとも思わないので、せめて夢を語ることを笑う大人にはならないでほしいなって思います。
そんな世の中を作っていきたいと思っています。