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  • 執筆者の写真Kanako Shimazaki

きものでソール・ライター展に行ってきました。

渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されている

『ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター』

におでかけしてきましたよ。ノスタルジックな色合い、配色、人物のファッション性の高さなど、着物好きであれば心奪われるのではないでしょうか。




2017年に日本初の回顧展が開催されたのですが、当時はタイミングが合わず足を運びそこねました。最近通っているマッサージのお店の先生が、2017年度版の図録をディスプレイとして飾っていらっしゃっるのですが、それを見るたびに「行けばよかった」と、どんどん後悔の念が募るばかりで今回の展示はとても楽しみにしていました。


とはいえ当初は1月〜3月にかけての開催予定で、新型コロナウィルスの影響で2月28日で中止に。そのため、7月22日〜9月28日までの間アンコール開催されています。

展示は白黒写真から。もともとファッションなどの商業写真家だったためか、そこに写る人々がすべて洒落ているのです。女性も、子どもも、おじいちゃんも、労働者だって。見方を変えるだけで世界はこんないも生き生きとしてくるものなんだな〜と惚れ惚れしてしまいます。



カラー写真になると、もはや写真というよりは絵画みたいに見えてきます。水滴や窓枠、格子、雨や雪など、そこにあるものを最大に活かしながら丁寧に作品が作られているように見えました。雪が降ってきたから写真をとるというよりも、ソール・ライターが写真を撮るから雪が降ってきたくらい神がかって見えます。




きもの好きさんにオススメのポイントとして、赤い傘や、くっきりとした黒の陰影など配色がどことなく着物に応用できそうなところ(というか私の好みなのですが)。


風景などもノスタルジックな風景は日本の侘び寂びみたいなものを感じるところもいいです。


お土産にポストカードを4枚購入したので、いい感じに部屋に飾ろうと思います!


それでは、開催期間はあとわずかとなっておりますので、急いでお出かけしてみてくださいね!




『ニューヨークが生んだ伝説の写真家 ソール・ライター』

Bunkamura ザ・ミュージアム

2020年7月22日(水)〜9月28日(月)※アンコール開催

https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter_encore/

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