わたしがクラウドファンディングに至った背景

はじめまして。

着物を中心とした日本文化にまつわる仕事をしている島崎加奈子と申します。

 

私の仕事は、着物を自分で着る&おでかけ・和の体験をプロデュースする着物イベント団体『きものでかける』主宰、着物の着付け、専門学校講師、和文化メディア『趣通信』のライターや動画配信など多岐に渡りますが、「次の世代に日本の良いものを伝えたい」との想いで活動しています。

 

この度、次の世代である子どもたちに「大人になっても、想い出に残る七五三の写真を残してもらいたい!」と、クラウドファンディングを企画しました。

 

 

 

 

七五三は、三歳は「髪置き」、五歳は「袴着」、七歳は「帯解き」といって、子どもの成長を祝い、健康や幸せを願う伝統行事です。現在では、晴れ着姿で千歳飴を持ち、お宮参りをする慣わしがあります。

 

皆さんもそんな節目の日の写真をお持ちではないでしょうか?

 

子どもにとって七五三は、きっと初めて日本の文化にきちんと触れる日であると同時に、想いでに残る大切な日でもあると思うのです。

 

私も七五三の日のことを今でも覚えています。

7歳のお祝いには両親が赤い着物を作ってくれました。初めて帯を締めたその着物は窮屈でしたが、でもとても嬉しかった記憶があります。

 

それから20年ほど経ったある日、母と部屋の片付けをしていると私が七五三の時に着ていた着物が出てきました。それは、昔の空気をそのまま閉じ込めたように美しい着物でした。

 

 

 

 

 

 

母は記憶を取り戻したように、当時のことをとても懐かしそうに話してくれたのです。

私が覚えていないこともたくさんあって、想い出に話に花が咲きました。

 

その時、「私は両親や、職人さんの想いがこもった着物を着せてもらったんだな。大切に育ててもらったんだな」と、家族からの愛情や想い出を振り返ることができたのです。

 

着物は想い出を着ているようなものだなとも思いました。

 

それは私にとって、かけがえのない時間でした。

 

 

今は手軽な衣装を着て、誰でも簡単に写真が撮れる時代です。

 

だからこそ、職人さんこだわりの着物を着て、晴れやかな大切な日・七五三の写真を残して欲しい。親から子へ、子から孫へと語り継がれる思い出にして欲しいと、このプロジェクトを企画しました。

 

今回、私が着物にまつわる仕事をする中で出会った、貴重なアンティークの着物をはじめ、京都の老舗着物メーカーさん、人気の呉服屋さん、現代職人・作家さんの技術や思いのこもった着物を着ていただき、七五三の写真撮影会を開催します。

 

 

ですが、私ひとりの力では着物や小物を充分に揃えることができないため、クラウドファンディングを実施することにしました。

 

着物をはじめとした日本文化は、手がかかる、面倒、難しいなどの印象があるかもしれません。ですが、そうした中には相手を思いやる日本人のアイデンティティが詰まっているのではないでしょうか。

 

親が子どもの成長や幸せを願い、晴れやかな着物を着せる七五三も例外ではありません。

幼い頃に素敵な日本の文化に触れることで、何かを、誰かを大切にする大人になってくれるのではないか、私はそう信じています。

 

 

今回のプロジェクトを通して、お子さまに着物を着せたい方、着たい方、その方たちのために着物を作りたい方のご縁をつなぐことができたら嬉しいです。

 

このプロジェクトの実現のために、皆さまの支援をお願いいたします。

 

島崎加奈子

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